【日勤のみ】訪問入浴看護師の仕事内容・必要な看護技術を全部教えます!!

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訪問入浴の看護師の求人て結構あるんだけど・・・
実際どんな仕事なの?
病院や施設の入浴介助と同じなの?
興味はあるけど、情報が少なくて不安・・・

この記事を読むとわかること
  • 訪問入浴看護師の仕事内容
  • 訪問入浴看護師に必要な経験・看護技術
  • 訪問入浴看護師のスキルアップ!!
よーこ

この記事を書いている私は、病棟看護師から訪問入浴看護師へ転職しました。
歴4年目になります。
訪問入浴サービスは他の入浴介助とはまったく違います!

目次

訪問入浴サービスと他サービスとのちがい

高齢者や、身体障がい者が入浴介助を受ける方法はいくつかあります。

ADLや、病状、性格などによってどのサービスを利用するのか選択されます。

スクロールできます
通所施設
(デイサービスなど)
・施設で過ごせる体力があり、病状的に安定している人が対象。
・下痢をしていたり、褥瘡があると入浴ができない施設もある。
・大浴場、個浴、機械浴など施設によって種類がある。
訪問介護・訪問看護・自宅の浴室で入浴またはシャワー浴をする。
・基本的に1人で介助する。
・浴室へ移動できて、座っていられる人が対象。
訪問入浴サービス・利用者さんのベッドの近くに、専用の浴槽を設置し入浴できる。
・ハンモックのようなネットに横になったまま入浴できる。
・終末期の人も、安全に入浴ができる。
訪問入浴サービス中

日本人はお風呂が好きな人が多いですよね。

それでも、さまざまな理由で入浴できない人がいます。

  • デイサービスに行くけど血圧がいつも低くて入浴ができない
  • 体調が悪くてデイサービスに行けなくなった
  • そもそもデイサービスなど苦手で行けない
  • 寝たきりになってしまった
  • 終末期・余命数日

利用者さんの「お風呂に入りたい」
ご家族の「お風呂に入れてあげたい」
その願いをかなえてあげられるのは、訪問入浴だけです。

訪問入浴サービスの内容について詳しく書いた記事があるので、そちらも合わせてお読みください。

訪問入浴看護師の仕事内容

訪問入浴看護師の仕事内容は、大きく分けて4つあります。

基本の中で、利用者さんに合わせて入浴サービスを提供します。

  • バイタルサイン測定
  • 衣類の着脱
  • 入浴介助
  • スキンケア・処置
  • カルテ作成

バイタルサイン測定

事業所によって、基本となる入浴可否基準が設定されています。

ですが、病状により逸脱することもしばしば。

そこで、あらかじめかかりつけ医から指示をもらいます。

その指示のもと、入浴できるのか、身体を拭くのか、中止にするのか…

もちろん利用者やご家族の希望も聞いて、看護師が判断します。

訪問看護や往診が入っていれば、相談することもあります。

衣類の着脱

全介助がほとんど

訪問入浴を利用される方は、介護度の高い寝たきりの方が多いです。

麻痺があったり、拘縮している方も多いので慣れるまで難しいかもしれません。

利用者さんが痛くないように、無理にひっぱって皮下出血や表皮剥離をさせないように注意します。

羞恥心に配慮しながら優しく、手早く

更衣中は、羞恥心に配慮して大きめのバスタオルを体にかけます。

肌の露出を最小限にするためです。

湯上がりは、湯冷めをしないように手早く着衣します。

在宅で過ごす方は、ボタン付きのネルシャツや、ピッタリしたデザインの衣服など様々です。

下着や靴下の縫い目が皮膚にあたらないように、裏返しで着用する。

というような、ご家族の意向がある利用者さんもいます。

オムツのずれには要注意

特に気をつけたいのは、オムツのあて方です。

尿もれしやすい利用者さんは、ご家族が尿もれを防止するために試行錯誤したオムツのあて方で入浴後も行います。

尿とりパットがたくさん当てられていたり、いわゆる三角巻きとは少し違っていたり。

せっかくお風呂に入ってきれいになったのに、オムツがずれていたら汚れてしまいます。

身体だけじゃなく、衣類やシーツまで汚れてしまいご家族の負担になってしまうのでしっかり当てます。

入浴介助

訪問入浴サービス中のヘルパー

入浴会社によって多少異なりますが、洗髪・洗顔は看護師がするところが多いです。

特に、洗髪を楽しみにしている利用者さんが多いです。

「美容院に来たみたい♪」と喜んでもらえると、とても嬉しくなります。

身体は、訪問入浴ヘルパーと対面になって洗います。

訪問入浴ってご想像どおり高齢者の方が多いんです。

皮膚は乾燥しやすいし、オムツで蒸れるし、かゆい所がたくさんあります。

入浴は全身の皮膚状態を観察できる数少ないサービスのひとつと言われています。

褥瘡の兆候、発疹の悪化など入浴介助をしながら観察します。

異常があったときには、ケアマネージャーへ報告します。

終末期の方もいらっしゃるので、呼吸状態や意識レベルの低下にも注意が必要です。

スキンケア・処置

1番多いのは保湿ケアです。

ヒルドイドなどの処方された保湿剤や、市販のニベアなどさまざまです。

褥瘡予防にワセリン塗布したり、フィルムで保護をしたりします。

褥瘡がある方は、かかりつけ医や訪問看護の指示のもと処置します。

ストマの交換や、カテーテル類のテープ固定、気管切開部のベルト交換などもあります。

むずかしい処置はほとんどありません。

カルテ作成

入浴に関係する記録をします。

  • 立会人
  • 入浴前後のバイタルサイン
  • 湯温、室温、入浴時間など
  • 身体の様子、入浴時の様子など

世の中、看護・介護は電子カルテが主流ですが紙媒体の事業所もまだまだ多いです。

訪問入浴看護師に必要な技術

訪問入浴看護師に必要な技術
  • 観察力、判断力、気配り
  • 基本的な創処置
  • カテーテル類の管理
  • ストマの管理(交換あり)

観察力・判断力・気配り

訪問入浴の滞在時間は約40~50分です。

時間が限られているので、訪問してすぐに入浴できるのか判断をしなければいけません。

吸引が必要な利用者さんには、入浴前にご家族に吸引をお願いして安全に入浴できるよう準備を整えます。

そして、入浴中〜退室時まで状態の変化を観察します。

入浴後の体位、掛物の調整まで気を配りましょう。

基本的な創処置

褥瘡の処置方法については、かかりつけ医や訪問看護の指示のもと行います。

正直「え?こんな処置なの?」と思ってしまう処置方法も稀にありますが、訪問入浴看護師の判断で変更することはできません。

被覆材にもいろいろな種類があるので、適切に扱えるようにしましょう。

褥瘡のある人が、訪問入浴を利用するようになってから治りが良くなったケースがたくさんあります。

家族

お風呂の力はすごいですね!!

ご家族もとても喜んでくれます。

カテーテル・チューブ類の管理

介護度が高い人が多いので、マーゲンチューブ、尿道カテーテル、膀胱ろう、腎ろう、腸ろう、輸液ライン、人工呼吸器など留置されている方が多くいらっしゃいます。

医療処置はできないので、カテーテル・チューブ類の交換などをすることはありません。

安全に入浴するために、テンションや閉塞に気をつけたり、静脈ラインが濡れないように保護したりします。

固定テープが剥がれてしまった場合は、貼りかえることもあります。

ストマの管理(交換)

消化管ストマ、尿路ストマを交換する場合もあります。

使用する物品もさまざまなので、正しく装着できるように準備する必要があります。

間違った方法では、皮膚トラブルやの漏れの原因になってしまいます。

初回入浴時のみ、訪問看護が立ち会いでレクチャーしてくれる場合もあります。

訪問入浴看護師に必要な経験

新卒・第二新卒・准看護師OK

臨床経験不問

訪問入浴看護師は、入浴に必要な処置しかできません

むずかしい処置はほとんどないので、看護師としての経験が少なくても大丈夫なんです。

とは言っても、利用者さんの状態をみて入浴できるのか、清拭にするのか、中止にするのか判断する力が必要です。

ひとつの経験として訪問入浴(在宅介護)を知っていると、看護師としての選択肢が広がることは間違いないです!

訪問入浴看護師として働くメリット・デメリットをまとめた記事もあるのでどうぞ参考にしてください♪

訪問入浴看護師になって学べること

看護技術とは疎遠になってしまいますが、学べることもたくさんあります。

訪問入浴看護師になって学べること
  • コミュニケーション技術
  • スキンケア技術
  • 家族支援・在宅チームとの連携

コミュニケーション技術

在宅では、利用者さんとその家族とのコミュニケーションが必須です。

病状や家族構成、性格などを知るためだけではありません。

入浴という、プライベートな姿を他人にさらけ出すのですから、緊張するし恥ずかしいですよね。

シーンとした雰囲気の中ではさらにその気持ちが増してしまいます。

コミュニケーションをとって、お互いを知り、関係性をつくっていきます。

「入浴中のおしゃべりが楽しみ」という、利用者さんやご家族も多いです。

寝たきりの方は、社会との交流が少なくなり会話が減ってしまいます。

ご家族も、普段の介護の不安やストレスを話すことによって発散できます。

それを引き出すコミュニケーションって大切ですよね。

スキンケア技術

  • 保湿ケア
  • 褥瘡・壊疽部の処置
  • ストマ・カテーテル・チューブ周囲のケア
  • 応急処置

訪問入浴看護師は、医師・訪問看護の指示のもとケアをします。

なので、事業所それぞれの考え方や、処置方法を知ることができます。

尿道カテーテルの固定テープだけでも、カット方法の違いで耐久性が変わるので勉強になります。

応急処置というのは、擦過傷や水疱、褥瘡発見時が多いです。

家には、医療機関のように処置物品がそろっていません。

家にある市販薬や、ガーゼ、ラップなどで応急処置することもあります。

家族支援・在宅チームとの連携

訪問入浴看護師は、一人ひとりとじっくり向き合える仕事です。

それは、利用者さんだけではなくご家族ともです。

介護が初めてで困っている家族には、アドバイスをしたり。

老老介護なら、介護者さんの様子も観察したり。

利用者さんだけではなく、家族が困っていることをケアマネージャーに報告してより良い在宅介護を目指します。

訪問入浴看護師が在宅チームで関わる主な他職種
  • ケアマネージャー
  • 訪問看護
  • 訪問介護

家での生活を続けていくために、他職種と連携し情報を共有していくことが必要です。

地域連携

訪問入浴看護師の1日の流れ

出社/準備/申し送り

出社したら、まずユニフォームへ着替えます。その後、自分が訪問するのが初めての利用者さんや、状態や処置が変わりやすい利用者さんの申し送りをしたり、もらったりします。あとは看護師の必要物品の点検・準備をします。

朝礼

その日のコースの確認や、利用者さんの情報の共有などをします。どのチームで訪問しても、同じサービスを提供できるように情報の共有は重要です。

1~3件訪問

午前中は、2~3件の訪問が多いです。

昼休憩

昼食は営業所に戻ることもありますが、コンビニやファミレスなど外食が多いです。昼休憩のうちに、午前中に書ききれなかった記録を仕上げます。どんどん書かないと、定時に帰れなくなります・・・

1~4件訪問

午後は3~4件の訪問が多いです。

帰社/記録/片付け

帰社したら、残っている記録を仕上げ、物品の点検・補充・片付けをします。利用者さんで、大きく変わったことがあれば情報共有をします。

退社

定時で帰れることは少ないです。帰社時間によっては30分〜1時間の残業になることもあります。

訪問入浴看護師は副業でも人気あり

派遣会社に登録して、訪問入浴看護師として働くのもありです!

わたしの職場も、病院勤務・デイサービス・ブランクあり・就活中などの看護師が働きにきてくれます。

訪問入浴は単発の仕事なので、「まずは1日やってみる」が可能です。

そして3人1組で働くので、ベテラン介護スタッフが1〜2名一緒です。

はじめは教えてもらいながら、フォローしあいながら、安心して働くことができます。

転職サイトに登録をすると、電話やメール・LINEで連絡がきます。

すると、自分の働きたい条件に合う求人を紹介してくれます。

訪問入浴会社も、それぞれ特徴がちがうので相談できるのは心強いです!!

また、パート・アルバイトは週1回〜勤務OKがほとんどなので、自分の生活スタイルに合わせて勤務することができます!

訪問入浴看護師の給料・働くメリット/デメリットについてまとめた記事もありますので、ぜひそちらもお読みください。

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