- 訪問入浴オペレーターの給料の相場(正社員、パート)
- 訪問入浴オペレーターの仕事を探すときに注意したい求人のポイント
- 訪問入浴オペレーターの仕事は正社員、パートどっちがおすすめか
がわかります。
この記事を書いている僕は・・・
介護職歴10年
訪問入浴オペレーター兼管理者
無資格・未経験で介護職に転職
パート→正社員→管理者を経験
今回の記事では訪問入浴オペレーターの給料事情についてお話しします。
結論を言うと訪問入浴オペレーターの給料は高いです。
それも無資格・未経験なのに国家資格である「介護福祉士」の資格を持って介護施設などで働いている人と同水準、もしくはそれ以上の給料設定となっている会社も存在します。
訪問入浴オペレーターの給料は資格がなくても介護福祉士と同水準
「訪問入浴 年収」と調べると平均年収337万円となっていますがこれはオペレーター、ヘルパー、看護師の3つの職種の平均を割った年収になります。
その中でも訪問入浴オペレーターの月収は24万~28万円でそこに賞与や役職がつけば年収は350万円~400万円といったところです。
日本人の平均年収よりは少し低い水準ではありますが介護業界全体で見ると高い水準です。
それも訪問入浴の仕事は夜勤もなく日勤の仕事のみでの給料です。
地域によって給料にばらつきがあるので3大首都圏ごとの求人を調べてみました。
首都圏
事業所その1
事業所その2
近畿圏
事業所その1
事業所その2
中京圏
事業所その1
事業所その2
訪問入浴オペレーターの給料は他の介護職よりも高い
介護職と言えば給料が安く手取りでも20万円に届かないイメージが強いですが訪問入浴オペレーターは手取りで20万円以上は普通にもらえる場合が多いです。
それも資格が必要なく働いている人のほとんどが介護業界で働くのが初めての人が多いです。
なぜ訪問入浴オペレーターの給料は高いのでしょうか。
訪問入浴のサービス利用単価が高い
訪問入浴はオペレーター、ヘルパー、看護師の3人1組で訪問するサービスです。
大人(看護師1名含)が3人も動いているので利用料が高くその分、給料も高く設定できます。
給料が高い=仕事がきつい?
無資格で未経験、それなのに資格持ちの人よりいいお給料だなんて仕事内容がきついんでしょ?
そんなこともよく聞かれます。
結論は違います。
訪問入浴オペレーターの仕事のきつい部分はこんな感じです。
- 関係性が悪い人とチームを組むと1日仕事で一緒になってしまう
- 10kgの浴槽や備品を持って団地の5階まで何回か往復するのがキツイ
- 外で作業することが多いので夏は暑く冬は寒い
詳しくは別の記事にまとめているのであわせて読んでみてください。
訪問入浴オペレーターで働くにはまずはパートがおすすめ
正社員とパートで働いたときのメリット・デメリットをまとめました。
正社員
パート
長年続けられそうなら正社員登用制度を利用する
給料がそこまで変わらないと言っても長期的に見れば正社員の方が給料は高くなっていきます。
長期間続けられそうでフルタイムのパートであれば正社員になることをおすすめします。
訪問入浴オペレーターの仕事を探すときに注意した方がいい求人のポイント
- 歩合制
- 固定残業代
- 賞与
歩合制
訪問入浴オペレーターの仕事を探していると時給がかなり高く設定されている事業所があります。
現場に入っている時間はその時給で給料が支給されますが移動時間やキャンセルになってしまって待機している時間は最低賃金しももらえないケースが多いです。
訪問入浴の利用者は終末期の方が多いのでキャンセルは日常茶飯事です。
キャンセルが続くと自分が想定している月収に届かないことがあります。
歩合制ではなく完全時給制の事業所を選ぶようにしましょう。
固定残業代
訪問入浴オペレーターの求人を見ていると固定残業手当(みなし残業手当)支給の事業所が多いです。
残業が少ない場合は職員にとってメリットかもしれませんが多くの場合会社側にしかメリットのない制度なので採用している事業所は避けるようにした方がいいです。
賞与
求人に賞与〇ヶ月と書いてある部分もよくチェックしましょう。
実際に過去の実績を見てみると業績不振のため賞与が減らされたりするケースがあります。(株式会社に多いです)
賞与については求人の段階ではわからないので転職エージェントや面接のときに必ず聞くようにしましょう。
訪問入浴オペレーターが給料を上げる方法
- 資格を取る
- 役職につく
- 長年勤めて昇給する
- 給料の高い会社に転職する
- 副業する
資格を取る
訪問入浴オペレーターの仕事をするのに資格は必要ありません。
なので資格手当のない事業所もありますが資格手当を採用している事業所が多いのも事実です。
今後のキャリアアップにも必要になりますし、何より給料が上がるので取得することをおすすめします。
初任者研修の資格取得には5万~8万円の費用が必要です。
会社の福利厚生を確認しましょう。
半額負担、または全額負担してくれる事業所もあるので積極的に利用しましょう。ない場合には自費で取得するかこれを機に転職するのもありです。
就職活動をしながら資格取得するのは大変なので働きながら資格取得をするのがおすすめ。
実際に現場を経験しながら勉強した方が理解力が段違いです。
「キャリアアップ応援制度」のある「かいご畑」であれば転職のサポートを受けながら無料で資格を取得することができます。
役職につく
事業所の管理者になれば管理者手当がもらえます。
訪問入浴事業所にはサービス提供責任者は必要ないので役職は管理者しかありません。
リーダーや主任といった役職がある会社もあるのでこちらも給与規定など確認するといいでしょう。
訪問入浴オペレーターが管理者を兼任していることが多いです。
給料の高い会社を選ぶ(転職する)
訪問入浴オペレーターの求人を見ると大手だからと言って給料がいいわけではないです。
地域密着型の会社がいい条件で求人をだしているケースも多くあります。
訪問入浴の事業所は少ないので介護職専門の転職エージェントに登録して探してもらうのがおすすめです。
副業する
まだまだ正社員が副業禁止の会社も多いですがパートであれば副業する選択肢もあります。
訪問入浴の仕事は夜勤もないし日曜固定休みが多いので副業しやすいのもいいポイントです。
訪問入浴オペレーターの仕事は稼げる!
訪問入浴オペレーターの仕事は稼げます。
それも無資格・未経験でも、長年、介護の仕事をしていて国家資格でもある介護福祉士よりも給料がいい場合もあります。
まだまだ知られていない職業なのでどんな仕事内容なのかをまとめた記事があるのでよかったら読んでみてください。